自社に合った設立方法とは?

最初に結論を申し上げることになりますが、設立方法は、まず「発起設立」を選択していただくことになります。実際に、株式会社を設立されるほとんどの方は、この「発起設立」の方法で設立されます。その理由を以下に解説させていただきます。

募集設立があまり選択されない理由

ほとんどの株式会社が「発起設立」という方法を選択するのは、わざわざ設立方法を「募集設立」にする理由がないからです。資本金のすべてを発起人が出す「発起設立」と違い、「募集設立」とは、発起人以外にも資本金を出してくれる人を募集する、という方法です。通常、資本金を出す人は、会社の基本事項の決定から関わる発起人になろうとするものです。だから、ほとんどの場合「資本金を出す人=発起人」という図式が成り立ち、自然と「発起設立」を選択することになるのです。

さらに、「発起設立」に比べて「募集設立」は、「株式会社の設立方法は2種類」のページで説明したように、実施項目が多く手続きが煩雑になるわけですから、無理して「募集設立」にするメリットは何もありません。

それでは、「募集設立」が無用の長物かというと、そういうわけではありません。「募集設立」は、発起人だけでは資金確保が難しい場合、発起人以外から資金を調達するのに有効な方法です(但し、資本金を出してくれる人がいれば話ですが)。


以上のことを踏まえて、次の「自分に合った設立方法とは?」を見ていくことにしましょう。

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